砂泥地の景

さでいちのけい

細かな砂地から泥地、また、その両方が入り混じった海底の景です。このような場所に潜水しますと、一見何もなく、薄暗い殺風景な場所に見えますが、よく目を凝らして観察しますと、多種多様な生物を確認することができます。砂泥は細かな粒子なので、生物が簡単に潜り込むことができます。そのため、なかには潜るのが好きな、こういった場所にしか生息していない生物もいます。四国水族館の目の前に広がる海も、まさしく「砂泥地の景」です。