かんなづきのけい
神無月の景
古代の海から、海洋生態系のトッププレデター(最上位捕食者)として君臨してきたサメ。そのスタイルの完成度の高さから、2億年もの間、ほぼ、その外観を変える必要がありませんでした。そのため、「生きた化石」と呼ばれることもあります。特に、黒潮の流れる四国南側の海には、さまざまなサメ類が回遊魚を追って来遊します。この水槽では、サメの姿を下から見上げてご覧いただくようになっていますが、これは、シルエットとして観察することにより、サメのボディラインや独特な泳ぎ方が強調され、また、海の王者であるサメに、畏敬の念を抱いていただくという狙いがあります。
この景で見られる生きもの
展示生物は予告なく変更する場合があります