企画展『バイオロギング展 ―海の生きものが撮る「ひみつ」の世界―』 期間:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
2025年7月12日(土)~8月31日(日)の期間、企画展『バイオロギング展―海の生きものが撮る「ひみつ」の世界―』を開催します。
「バイオロギング」とは、ウミガメやペンギンなど生きものたちに、小型の機械を取り付け、その生きものが実際にどこで何を食べ、何をしていたかを調べる研究手法のことです。
今回の企画展では、バイオロギングによって明らかになった生きものたちの生態を、イラストを使ったパネルや動画で紹介します。期間中クイズラリーをおこない全問正解者にオリジナルカードをプレゼントします。このカードの裏に記載しているQRコードを読み込むと、期間限定(2025年7月12日(土)~8月31日(日))で、バイオロギング展で放映しているものより詳しい動画が閲覧可能です。また、期間中特別なデザインの魚朱印を販売します。
「バイオロギング」は学校の教科書でも内容が取り上げられており、本企画展を共催いただいた東京大学大気海洋研究所の佐藤克文教授による説明文が紹介されています。(東京書籍小学5年国語(令和2-6年)「動物たちが教えてくれる海の中のくらし」、光村図書出版中学2年国語(平成28ー令和2年)「生物が記録する科学 ―バイオロギングの可能性」)
大人も子供も楽しめる、夏休みの自由研究にもピッタリの内容です。ぜひご家族皆様でお楽しみいただきながら、生きものたちがみている世界を、ちょっとのぞいてみませんか?
【バイオロギング展について】
開催期間:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
開催時間:当館営業時間に準ずる
開催場所:イルカ棟1階レクチャールーム
内容:
・バイオロギングの歴史や記録装置(ロガー)の進歩、四国水族館で飼育展示している動物やその近縁種についてバイオロギングで得られた様々な発見をパネルや標本を使って紹介します。
標本例:調査用の機械(ロガー)をつけたカブトガニ、アオウミガメ、オウサマペンギン
・紹介する生きもの:カブトガニ、エイ、ウミガメ、サメ、オオミズナギドリ、ペンギン、イルカ
・バイオロギングの調査風景や、ロガーに映った生きもの達の目線の映像を紹介します。
・スマートフォンで展示パネルに記載されたQRを読み込むとクイズラリーに参加でき、全問正解者にオリジナルカードをプレゼントします。
【クイズラリー】
開催期間:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
参加料金:無料
参加方法:バイオロギング展内に設置されているパネルに記載されたQRコードを、お客様ご自身のスマートフォンで読み込むとクイズラリーに参加でき、全問正解者にオリジナルカードをプレゼントします。
オリジナルカード例(イメージ)
備考:
・お一人様1枚1回限り
・カードのイラスト:全7種類のうち1種類をランダムでお渡しします。
・カードの裏に記載しているQRコードを読み込むと、期間限定(2025年7月12日(土)~8月31日(日))で、バイオロギング展で放映している動画より詳しい動画が閲覧可能です。
【バイオロギング展デザイン魚朱印】
魚朱印デザイン(イメージ)
販売期間:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
販売場所:イルカ棟1階 インフォメーション
販売時間:閉館時刻30分前まで
販売価格:300円
種類:バイオロギング展。調査用の機械(ロガー)を取り付けたウミガメとペンギンをデザインした魚朱印です。
仕様:A6サイズ(縦14.8cm×横10.5cm)の和紙を使用。あらかじめ印刷した一枚紙に押印したもので、日付のみインフォメーションスタッフがその場で記入します。
【主催】四国水族館
【共催】東京大学大気海洋研究所、バイオロギングソリューションズ株式会社、リトルレオナルド社
【協力】青木かがり(帝京科学大学)、後藤佑介(名古屋大学)、中村乙水(長崎大学)、Mark Royer(ハワイ大学)、太地町立くじらの博物館
パネルデザイン・イラスト:きのしたちひろ