香川大学との包括連携協定に基づくプロジェクト第3弾 小学生が挑戦! 生きものを飼育するための水槽をつくります
四国水族館(館長:松沢 慶将 所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)は、6月21日(火)に香川大学教育学部附属高松小学校の創造活動授業「ちょうせんの時間」で、生きものを飼育する水槽をつくるサポートをします。
「ちょうせんの時間」は1年生から6年生が縦割りで取り組むテーマプロジェクト型の授業で、今回は、海の環境問題をテーマに取り組むクラスで、当館の職員が児童たちと一緒に水槽の仕組みや、ろ過装置の立ち上げ作業を行います。
また、7月5日(火)には児童たちが当館を訪れます。大水槽「綿津見の景」のろ過装置を見学したのち、当館から生きものを譲渡します。児童たちは持ち帰った生きものたちを、6月21日に立ち上げた水槽に入れ、飼育に挑戦します。
今回の授業で、自然環境のバランスが保たれる仕組みを学び、生きものたちをより身近に感じて、今後の行動に繋がっていくきっかけになれば幸いです。新しいことを学び、挑戦する児童たちの姿を是非ご覧ください。
本プロジェクトは、2020年9月1日に締結した国立大学法人香川大学との包括連携協定に基づき実施するもので、瀬戸内オーシャンズXの海洋デザイン教育プロジェクト(主催:一般社団法人3710Lab)の協力で実現しました。
【「ちょうせんの時間」水槽立ち上げ授業について】
日時:2022年6月21日(火)12:50~15:30(3コマ)
場所:香川大学教育学部附属高松小学校 2白教室、昇降口付近
担当教員:長谷川先生
内容:水槽の仕組みを説明したのち、水槽の設置やろ過装置の組み立て、流木など水槽内のレイアウトや、水を循環させるまでの作業を、当館の職員がサポートしながら、児童たちが実際に行います。
その他:当日は水槽に生きものを入れません。また、取材撮影ができるのは、水槽立ち上げのクラスのみです。
【国立大学法人香川大学との包括連携協定について】
当館と香川大学は地域社会の発展に寄与する事を目的とし、2020年9月1日に包括連携協定を締結しました。本協定締結により、香川大学との連携が強化され、香川大学の教育・研究分野における取組や実績に加え当館が展開する様々な事業や多面的な機能を活かして、学校教育における創造的活動や観光振興による地域活性化を含め、教育、研究、地域・産業振興における幅広い連携が進展するものと期待されます。
2020年には、1例目として香川大学教育学部附属高松小学校の創造活動研究授業への協力を実施し、2例目として遠隔ロボットを使った水族館見学会を実施しています。
【瀬戸内オーシャンズXについて】
瀬戸内海に面する4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団が連携協定を締結(2020年12月)し、共同で推進している包括的海洋ごみ対策プロジェクトです。外界からの海洋ごみ流入が少ない海域(閉鎖性海域)である瀬戸内海をフィールドに、1.調査研究、2.企業・地域連携、3.啓発・教育・行動、4.政策形成の4つの柱で事業を実施しています。
瀬戸内オーシャンズX公式サイト:https://setouchi-oceansx.jp/