生きものの一瞬を拓すアート作品 「東洋魚拓 拓正会 アート魚拓展」開催
四国水族館は、2022年12月3日(土)から2023年1月9日(月)の期間、「東洋魚拓 拓正会 アート魚拓展」を開催します。
アート魚拓展イメージ
アート魚拓展では、拓正会の会長 松永正津氏をはじめ、会員の皆様が手掛けた28点の作品を展示します。拓正会の「アート魚拓」は、会長の松永正津氏が50年以上試行錯誤した末に、水性アクリル絵具を使い魚の模様(縞や斑点)等すべてを魚体の上に描き、紙をはがした後からは目玉以外は一切の加筆修正を加えない直接法にこだわった作品です。魚のヒレや鱗の模様まで、繊細に表現された「アート魚拓」は、同じものが2枚と存在しない「一期一会」の作品となっています。
生きものたちが魅せる個々の表情が写し出される、この世に1枚しかない一瞬を拓した作品をぜひご覧ください。
【東洋魚拓 拓正会 アート魚拓展】
- 開催期間:2022年12月3日(土)~2023年1月9日(月)
- 開催場所:本館棟1階 中央コリドール、本館棟2階 大水槽スロープ付近
- 展示数:28点
- 料金:無料(別途入館料が必要)
- 協力:東洋魚拓 拓正会
■アート魚拓について
拓正会の「アート魚拓」は、会長の松永正津氏が50年以上試行錯誤した末に、水性アクリル絵具を使い魚の模様(縞や斑点)等すべてを魚体の上に描き、紙をはがした後からは目玉以外は一切の加筆修正を加えない直接法にこだわった作品です。大きさだけを残す釣り人の「記録魚拓」から、魚の上に色をつけた「カラー魚拓」が始まり、更に構図・遠近などにこだわった美術品としての「アート魚拓」へと進化しました。
拓正会の「アート魚拓」は素早く魚の上に絵具を塗りあげ、シワの処理など伝統ある美術や確かな技術で拓し、直接法によって生まれる小ジワや色抜けなどの個性が生まれ、同じものは2枚と存在しない「一期一会」の作品となっています。
東洋魚拓 拓正会ホームページ:http://www.takuseikai.com/index.html
■東洋魚拓 拓正会 会長 松永正津氏プロフィール
日本画家として活躍しながら1961年より直接法魚拓を始め、1977年東洋魚拓「拓正会」を設立。1980年元展入選、大阪知事賞・市長賞ほか受賞。1994年には中国・北京体育出版社より『彩色魚拓制作法』出版。その後、中国各地で講演会及び展示会を行い、1999年以降には京阪百貨店で「アート魚拓展松永正津の世界」を開催するなど、世界中で企画展や講演会を開催。2014年には第66回全国カレンダー展にて「魚拓カレンダー」が金賞ならびに経済産業省商務情報政策局局長賞を受賞。その他にも2019年フランスのキブロンにて「キブロン魚拓ウィーク」に作品を展示し、日本の魚拓文化を世界中に広く伝えている。
※本企画展「東洋魚拓拓正会 アート魚拓展」は巡回展としてAQUARIUM×ART átoa(兵庫県神戸市)においても開催予定です。
※当館では、業種別ガイドラインに沿った新型コロナウイルス防止対策を実施しています。館内では感染防止対策にご協力ください。また、ご来館についてはお住まい(生活圏)の自治体要請状況を踏まえてご判断ください。感染拡大状況によっては、一部展示・プログラムを中止することがあります。