水族館写真家 銀鏡(しろみ)つかさ氏 巡回写真展「日本の美しい水族館」開催 銀鏡つかさレクチャー付き貸切撮影会の参加者を募集
四国水族館は、2023年6月23日(金)から8月31日(木)の期間、水族館写真家の銀鏡(しろみ)つかさ氏 巡回写真展「日本の美しい水族館」を開催します。
今年の2月から6月にかけて、átoa(所在地:兵庫県神戸市)、スマートアクアリウム静岡(所在地:静岡市葵区松坂屋静岡店本館7階)での開催を経て、このたび当館での開催となりました。
本写真展では、銀鏡氏の著書「日本の美しい水族館」に掲載されている写真の中から厳選した34点を館内各所に展示します。全国の水族館100館近くを巡り水族館の魅力を発信しつづける銀鏡氏が、一目惚れした生きものたちの姿・瞬間をぜひご覧ください。
また、写真展開催を記念して、銀鏡氏のレクチャー付き貸切撮影会を2023年7月8日(土)に実施します。銀鏡氏に撮影方法などをレクチャーしていただきながら、ゆっくりと館内を撮影できますので、ぜひご参加ください。
【銀鏡つかさ氏 巡回写真展「日本の美しい水族館」について】
- 開催期間:2023年6月23日(金)~8月31日(木)
- 開催場所:本館棟1階中央コリドール、他
- 開催時間:当館営業時間に準ずる
- アーティスト名:水族館写真家 銀鏡つかさ氏
- 展示点数:34点
- 料金:無料 ※別途入館料が必要
- 主催:四国水族館
- 協力:株式会社エクスナレッジ
átoaでの開催の様子
【銀鏡つかさ氏来館について】
写真展開催にあわせて、銀鏡氏が来館しお客様をお迎えします。
- 在館日時:2023年6月24日(土)10:00~11:30、13:00~14:30
【銀鏡つかさレクチャー付き貸切撮影会について】
展示作品解説をはじめ撮影方法などを銀鏡氏にレクチャーしていただいた後、生きものの撮影がしやすいように演出照明を変更した特別な館内で、ゆったりと撮影することができます。銀鏡氏と館内を撮影しながら巡りたい方はもちろん、貸切の四国水族館を堪能したい方にもおすすめです。
átoaでの貸切撮影会のようす
- 開催日:2023年7月8日(土)
- 開催場所:四国水族館 ※一部立ち入りが出来ないエリアがございます
- 開催時間:18:00~20:30(受付開始 17:30)
- 内容:作品解説、撮影方法とレクチャー、館内自由撮影
- 特典:イベント限定 撮りおろしポストカードプレゼント
- 参加条件:ご自身の撮影機材をお持ちの方(携帯電話・スマートフォンのみは不可)
- 定員:30名(先着順)
- 参加料金:1名10,000円(税込)
※別途入館料が必要
※年間パスポートをお持ちの方は、年間パスポートでご入館いただけます。
- 申込方法:四国水族館公式WEBサイトから申し込み
サイトURL: https://shikoku-aquarium.jp/news/archive/593/
- 募集開始:2023年6月17日(土)9:00~
【書籍紹介】
全国44の水族館で撮影された400枚以上の写真を掲載した空間美を楽しむ人気の水族館ガイド本です。2022年9月に発行され、発売からわずか一週間で重版が決まったという話題の書籍です。会期中は当館ミュージアムショップでも販売いたします。
書籍名:日本の美しい水族館
著者:銀鏡つかさ
定価:1,800円(税別)
ISBN:978-4-7678-3032-2
発行:エクスナレッジ
【アーティストメッセージ】
日本は世界屈指の水族館大国です。国内にはなんと100を超える施設があり、日本人にとって水族館は身近な場所となっています。ただ、一生のうちに両手で数え切れないほどの水族館に足を運ぶ方は少ないのではないでしょうか。地元や主要都市近郊の水族館しか行ったことがないという方がほとんどだと思います。
だからと言ってこんなに水族館があるのに行かないなんて人生損してる・勿体ないなんて偉そうなことは言いません。ただ、日本にはこんなにも個性豊かな水族館たちがあるということを知ってほしいのです。
水族館はどこも同じと思うかもしれません。しかし、水族館は行けば行くほど、通えば通うほど個性や新たな発見が見えてくる場所です。出会える生きものたちの違いはもちろん、展示の見せ方や空間の雰囲気もそれぞれの施設で異なります。同じ水族館の同じ水槽ですら、日照条件や水の透明度なんかによっては前回訪れた時とはまるで違った景色を見せてくれたりします。
そんな水族館という空間そのものが持つ魅力を自分なりの表現で一冊にまとめたものが『日本の美しい水族館』です。水族館の雰囲気が好きという方は多いと思いますし私もその一人です。ですが生きものがいてこその水族館です。本展覧会では水族館の空間ではなく、そこで暮らす生きものたちに焦点を当てました。
書籍に掲載されている写真はもちろん、書籍では紹介しきれなかった写真たちも含め、私が感動した水族館の生きものたちの姿・瞬間を、少しでも多くの方と共有できましたら幸いです。
【銀鏡(しろみ)つかさプロフィール】
1994年東京生まれ。大学時代に水族館に魅了され、全国の水族館を巡り始め現在は100館近くに足を運ぶ。その様子を記録するためにカメラを購入するも、徐々に写真撮影そのものの魅力にも取り憑かれ、2020年から本格的に水族館での撮影を開始。思わず水族館に行きたくなる写真をテーマに、Twitter(@tsukarium)で水族館の情報発信を行い続ける。水槽に降り注ぐ太陽光を生かした写真や生きものが主役の空間写真、アクリルを介しているということを忘れさせる写真で人気を博し、Twitterのフォロワーは4.5万人を超える。昨年の9月には本展覧会のテーマともなっている初の著書『日本の美しい水族館』をエクスナレッジから刊行。本展覧会が自身初の写真展となる。