今年もケープペンギンの雛が誕生しました! 子育ての様子をご覧いただけます
四国水族館は、2023年10月6日(金)にケープペンギンの雛が1羽誕生しましたのでお知らせします。
10月6日生まれのケープペンギンの雛(2023/10/6撮影)
1年ぶりの誕生となる雛は、現在ペンギン飼育エリア(人鳥の景)に設置している巣箱の中で両親と一緒に過ごしています。親が雛に口移しで餌を与えたり、羽繕いをしてあげるなど、子育てをしている様子をご覧いただけます。また、耳を澄ましていると、雛が時々ピィピィと鳴く声も聞こえてきます。
生まれて 2~3 ケ月までの期間だけ見られる、ふわふわの綿羽に覆われた姿や、親子が仲睦まじく過ごす様子を、どうぞあたたかく見守っていてください。
また、10月9日~10月14日の期間は、「世界中でケープペンギンを思う一週間」として、世界各地からケープペンギンの現状と未来への思いを、様々な形で発信しています。この機会に、ペンギンだけでなく、様々な生きものたちが置かれている現状についても目を向けるきっかけになれば幸いです。
【ケープペンギンの雛について】
- 孵化日:2023年10月6日(金)
- 産卵日:2023年8月29日(火)
- 孵化日数:38日間
- 出生時の体重:69g
- 現在の体重:118g(10月9日現在)
- 当館での雛誕生について:2021/2/16(愛称:うず)、2021/4/26(愛称:うた)、2022/10/24(愛称:せと)に続く4例目です。
- その他:高病原性鳥インフルエンザの発生状況によっては、展示を休止する場合があります。
【ケープペンギンを思う一週間について】
個体数減少傾向にある南アフリカの固有種ケープペンギンの保全活動のために、ナミビアや南アフリカ現地の人々や、保全活動に賛同する世界中の人々が中心となって、「世界中でケープペンギンを思う一週間」というムーブメントが企画されました。10月9日~10月14日の期間は、ケープペンギンが直面している現状や未来への思いを様々な形で、世界各地から発信されます。