生きた化石 カブトガニの幼生を展示しています
2026年5月16日(土)よりカブトガニの幼生の展示を開始しました。
展示しているカブトガニの幼生は、笠岡市立カブトガニ博物館(岡山県笠岡市)で繁殖・孵化し、放流するために飼育されていた個体を譲り受けたものです。
かつて瀬戸内海全域に生息していたカブトガニは、埋め立てや海洋汚染等によって、一部の地域を除き、姿を消してしまいました。岡山県笠岡市はカブトガニの繁殖地として国の天然記念物に指定され、今も生息が知られていますが、香川県では、ごく稀に底引き網漁で捕獲されるものの、その数は少ないと考えられています。
今回の展示では、カブトガニの生息環境を再現し、幼生たちが泥に潜って過ごす様子や餌のプランクトンを食べている様子を観察することができます。

カブトガニを身近に感じていただくと共に、大昔から姿を変えずに生きてきた彼らが、これからも変わらず生きていけるようにするには何ができるのか、考えるきっかけになれば幸いです。
カブトガニの幼生展示について
展示期間:2026年5月16日(土)~
展示場所:本館棟1階 瀬戸内ゾーン 生きた化石の景横スペース
展示生物:カブトガニ 2齢幼生

※生きものの状況により予告なく展示内容の変更、または終了する場合があります。
【カブトガニ】
学名:Tachypleus tridentatus
節足動物門剣尾目カブトガニ科。雌は全長60cm、雄は50cmほどの大きさになる。瀬戸内海、九州北部、台湾、東シナ海沿岸、東南アジア海域に広く分布する。名前に「カニ」と付くが、クモやサソリの仲間に近いとされている。


