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2026.10.21
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環境省「令和の名水づくり・里海づくり地域支援事業」 宇多津アマモ場再生に向けたアマモの苗床作成体験イベント開催

「令和7年度中国四国地方令和の名水づくり・里海づくり地域支援事業」に採択された宇多津町沿岸のアマモ場再生に向けた取り組みの一環として、アマモの苗床作成体験イベントを開催いたします。

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活動の様子

本イベントは2026年10月25日(日)と2026年11月1日(日)の2回に分けて実施し、参加者が砂とアマモの種子、そして海水を空のペットボトルに入れ、種子を発芽させるための「アマモの苗床」を作成する体験イベントです。特に10月25日(日)は、実施に先立ち、本事業のメンターでもある、島袋寛盛先生、田中丈裕先生の2名の専門家による講演も開催いたします。

作成した苗床を冷暗所に保管することでアマモが発芽します。発芽して育ったアマモの苗は、後日四国水族館と地元の漁業協同組合等関係者にて宇多津町沿岸のアマモ場に移植する予定です。

「アマモの苗床作成体験イベント」について

※開催日によってイベント内容、会場、参加条件が異なります。ご注意ください

【第1回:講演+体験】2026年10月25日(日)四国水族館内

日時: 2026年10月25日(日) 13:30~15:50

場所: 四国水族館 本館棟1階綿津見ホール および イルカ棟1階レクチャールーム

内容: 専門家による講演会のあと、希望者対象に2回入れ替え制のアマモの苗床作成体験を開催します。

参加費: 無料(※四国水族館への入館料が別途必要です)

持ち物: なし(※空のペットボトルは当館にて用意いたします)

協力: 環境省 中国四国環境局四国事務所

当日のプログラム構成:

  • 島袋先生・田中先生によるトークイベント(13:30~14:35)

会場: 本館棟1階 綿津見ホール

内容:開会あいさつ・先生方のご紹介 約5分

島袋先生による講演 約25分

 演題:『瀬戸内の「海の森」を守ろう!〜科学の目線と先進地の歩みから導く藻場と未来〜』

田中先生による講演 約25分

 演題:『海を大復活させた奇跡の物語 〜日生のアマモ場再生の歩み〜』

質疑応答および先生方によるフリートーク 約10分

  • アマモの苗床作成体験(14:50~15:50)

会場:イルカ棟1階 レクチャールーム

対象: 小学生以上(※小学生は保護者同伴の上ご参加ください)

 時間割:各回先着15組の「2回入れ替え制」で実施します。

     ※第1部終了後に希望者に整理券を配布します。

[前半の回] 14:50〜15:10(限定15組※) [後半の回] 15:30〜15:50(限定15組※)

【専門家の先生方について】

島袋 寛盛(しまぶくろ ひろもり)

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所 グループ長

鹿児島大学大学院修了後、独立行政法人水産総合研究センター(現・水産研究・教育機構)瀬戸内海区水産研究所に入所。長年にわたり藻場の生態・保全に関する研究の第一線で活躍。専門は水圏生産科学(藻場、海藻、生態系、気候変動など)。近年、地球温暖化に伴う海水温の上昇が引き起こす、日本各地の「磯焼け」や藻場分布の変化、アマモの一年草化といった海の異変に対し、ダイバーとして自ら海に潜る現場観測と最新の生態系データ分析を用いてそのメカニズムを解明。全国の沿岸域や漁業現場における藻場再生プロジェクトのアドバイザーとして、市民活動や行政、漁業者を専門的知見から支え、豊かな海(里海)を守る活動を牽引。

田中 丈裕(たなか たけひろ)

特定非営利活動法人(NPO)里海づくり研究会議 理事・事務局長

高知大学大学院修了後、1979年に水岡山県庁に入庁。32年間にわたり水産行政に携わり、同県水産課長を最後に退職。2012年に"里海"の提唱者である柳哲雄氏らと共に「NPO法人 里海づくり研究会議」を設立、現在に至る。40年以上にわたり、備前市日生町地区など瀬戸内海沿岸を中心に、海のゆりかごである「アマモ場」の保全・再生に尽力。漁師や市民、研究者ら多様な主体を繋ぐ"橋渡し役"として「里海づくり」の実践・普及啓発に邁進。近年は気候変動や海洋酸性化といった深刻な海の異変に対応するプロジェクトも牽引。2026年6月「令和8年度環境保全功労者表彰」を受賞。内閣府地域活性化伝道師としても活躍中。

【第2回:体験のみ(講師登壇なし)】2026年11月1日(日)宇多津秋の大収穫祭会場

日時: 2026年11月1日(日)10:00~16:00(所要時間:10分程度)

場所: 香川短期大学学生駐車場周辺「宇多津秋の大収穫祭」会場内(特設ブース)

内容: 水族館職員のサポートのもと、随時、アマモの苗床作成体験のみを行っていただきます。

定員: 先着100名(定員になり次第終了)

対象: 小学生以上(※小学生は保護者同伴の上ご参加ください)

参加費: 無料

持ち物: よく洗って蓋をした空のペットボトル

備考: 作成した苗床はご自宅の冷暗所で保管いただき、発芽後に水族館へお持ち込みいただきます。

イベント詳細URL: utazu.lg.jp

協力: 環境省 中国四国環境局四国事務所

後援: 宇多津町教育委員会

「四国水族館が取り組むアマモ場再生活動」について

四国水族館では、地元漁業協同組合や自治体と連携し、衰退が進む宇多津町沿岸のアマモ場の再生に向けた調査・モニタリングを行い、地域の海の豊かさを未来へつなぐ自律的な取り組みを進めています。具体的には、勉強会の開催、アマモの花穂採捕・播種、育苗・移植試験、ドローン空撮によるアマモ場のモニタリングなど、アマモ場再生に向けた準備を行ってきました。これらの取り組みと今後の計画が評価され、環境省「令和7年度中国四国地方令和の名水づくり・里海づくり地域支援事業」に採択されました。

宇多津町沿岸には、かつて子どもたちがシャコやクルマエビを獲り、家庭の食卓を支えた豊かなアマモ場が広がっていました。しかし近年、アマモ場の衰退により漁獲量が減少し、地域の海との関わりも薄れつつあります。宇多津の海が再び豊かさを取り戻し、子どもたちが海と触れ合いながら育つ未来を目指して、引き続き地域と連携しながら取り組みを進めてまいります。

「中国四国地方令和の名水づくり・里海づくり地域支援事業」について

環境省では、規制等による施策と並行して、これまで健全な水循環の維持・回復についての理解醸成や、良好な水環境の保全活動の推進を図ってきました。

しかし、地域においてはこのような取組を推進していく中で様々な課題が挙げられているところ、良好な水環境の創出に向けて、多様な主体の連携による水環境・沿岸域の保全等と利活用の取組を推進していくためには、地域の特性を踏まえた支援と、効果的な情報発信等による更なる地域展開が必要です。こうした状況を踏まえ、中国四国地方環境事務所では、中国四国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)において名水づくり・里海づくりに向け、実施団体と共に事業に取り組んでいます。

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